2015.10.21

「聞く耳をもっていないのに、質問攻め」は勘弁してください

1.映画のストーリーや配役などで、何かと「なんたら差別だ」という声が沸き起こる。まあ、そういう見方もあるよね~ くらいに思うこともあるけれど、以前、日本の少女マンガアニメ『オオカミ少女と黒王子』が、日本の放送とほぼ同時に英語字幕付きでアメリカで公式配信されたときにも… 

2.作品を知っている人なら容易に予想できるように、「なんて酷い性差別アニメだ!」と激怒する人がチラホラ出てきた。これは無理も無い。主人公は、見栄っ張りのせいで嘘をついてしまった女の子。そして、嘘を隠し通すため、知り合いでもなんでない男子に頼ったら…

3.彼は外面は美形で性格もいい好男子だけど、ごく少数の「こころを許した相手にだけ」は、とっても自分勝手で偉そうに振る舞う甘えん坊。というありがちネタ。彼女に対する態度がかなり悪いので、海外のアニメ感想掲示板がちょっとした騒ぎになったと。

4.普通は、作品が気に食わなければ、さっさと見るのをやめるものだし、実際、初期段階で怒った人は見るのをやめ掲示板にも来なくなった。それでいいのです。見たくないものを無理に見る必要なんてない。おもしろいと思う人だけが見ればいい。ところが…

5.なぜか、毎回強烈な文句を言いながら見ている女性がいて、しかも、この人、「こんなアニメを喜んで見る女子も頭がおかしい」と、作品だけでなく視聴者まで攻撃するから、えらいこっちゃ~ ご本人の友人知人にも、作品のファンがいるらしく、その点に関しても非常にご立腹のようす。

6.彼女いわく、「普段DVやストーキングで苦しんでいる私の友人の中にさえ、なぜか、このアニメに登場する『黒王子』のファンがいて「あんな恋をしてみたい」とか言う。全くわけがわからない。誰か説明してよ」っと。でもねぇ~

7.いくらなんでも、「会ったこともないアナタの、会ったこともないお友達」の気持ちの解説を、どこの誰ができるというの? 放っておけば良かったけど、少しなだめようとしたら、エライ目に遭いました。「説明しろ、説明しろ、説明しろ」の連発。しかしながら、

8.いくら説明しても、元々聞く耳を持ってなかったんですよ、彼女は。最初から「このアニメも、このアニメを好んでいる視聴者もケシカラン」という結論があって、『説明しろ』の連呼は、「こういう点が好まれているんですよ」という説明を封殺する手段。参りました~

9.さて、私にとって最も不思議だったのは、「彼女は最終話まで全部見た。」と、いうこと。彼女が何を考えて最後まで視聴したのか、知りたいような、知らないほうが身のためのような・・・ あはは。(以上で、本件は終わり)

2015.01.08

英語吹き替え版アニメを見て改めて気がついた、セリフと演技の重要さ

正月休み中になんとなくインターネットで見つけたアニメ、『デート・ア・ライブ』を見ていて、日本語のセリフ、複数の英語字幕、そして公式に発売されている北米版英語吹き替えの音声も聞く機会があり、ちょっと気になることがあったので、先週、北米版のBlu-ray Discをアマゾンに注文し、あちこちを聴き比べていて気がついたこと。

海外の掲示板で時崎狂三の人気がかなり高いこと、これはまあわかるとして、一方、なぜか鳶一折紙を嫌っている視聴者が多いような印象を受けて不思議だったのだけれど、英語吹き替えの音声を聞いて、「なるほど」と納得した。
鳶一折紙は、通常、感情を押し殺した振る舞いをしているキャラクターで、英語吹き替え版でも一応はそうなのだが、日本語版に比べると、はっきり嫉妬深いニュアンスがある。そもそものストーリーの流れとして、主人公は彼女に付き合ってくれと告白しているのだから、設定上は確かに『本妻』の立場にあるのだが、作中での扱いは主要キャラではあるものの、ヒロインではなくサブキャラクターである。そして、感情をほとんど出さないで淡々としゃべっている日本語版は、ある種の儚さと健気さがあるのに対し、英語版では主人公が自分以外の女性についての話をするとき、彼女のセリフは、明らかに不快感を帯びてくるのだ。それでいて、言葉の表現としてはこの種の無口キャラの一般的傾向として婉曲的なので、「当てこすりの嫌味を言って、主人公をあやつろうとしている」というような印象がなくもない。日本語版では、無口で世間の常識からずれている不思議な天才という、ありがちな属性だし、英語版でもキャラクーの性格分類をするとしたら、そのカテゴリーに入るが、しかし、天然ボケに雰囲気の日本語版に比べると 英語版は多少なりとも manipulative な印象が強めということ。
セリフの文面を見るだけなら、日本語でも英語でも内容に大差はない。そして、声の演技で表現されている性格が 微妙に違う。その微妙な違いのため、他のキャラクターの性格とのバランス関係としての立ち位置が、わずかではあるが日本語版に比べて利己的かつ非友好的で、おまけに支配欲もあって、意図的に主人公を翻弄しようとしていると思えないでもないという「嫌な女」という面が少し出ている。

他の登場人物の性格も微妙に違う。ストーリーを理解しやすくするために日本語版と違うセリフになっている部分があるというせいもあるのだが、セリフがほぼ同じ内容のところでも性格が違って見える。

そのニュアンスの差は、文面ではなく声に込められて伝わってくる感情によるものなので、誤訳というわけではなく、キャラ作りの演技が少し違うという点から生じていて、なるほど、これだと嫌な女性だと思う視聴者いても不思議はないという気がした。
それはそれで、英語版の各登場人物はこうなんだなと納得しているので、翻訳や役作りに文句をつけようというわけではないのだが、今さらながらの話だが、演技とキャラクター作りの設定って大事だなとあらためて思ったところだ。

他のアニメでも英語吹き替え版を買って、登場人物の雰囲気の差をくらべてみようかな。といっても、ディスクはそんなに安くないから、いくつもは買えないけれど。

2007.02.23

月刊少年ジャンプ休刊

こんな記事を見つけてビックリ。
月刊少年ジャンプ休刊…出版不況に勝てず

記事には情報源の名前が載っていないので、公式の発表ではないのだなと思っていたが、実は集英社の広報室も認めていた。どうやら、誌名を変えて新しい雑誌として生まれ変わるのであって、完全になくなってしまうというわけではないらしい。では、誌名変更か? それとも路線変更か?

そもそも、マンガ雑誌は本当に不況なの? 特に4コマ雑誌などは、似たような名前で雑誌が続々と出ているような気もする。ただ、対象読者層を絞り込む必要はあるのかも知れない。

2006.09.15

百合系のライトノベルが英訳出版される時代

友人のブログのコメントにも書いたのだが、日本のアニメが海外に広まるにつれて、アニメだけでは飽き足らずその原作になったマンガを読みたいという層に向けて英訳のマンガがさかんに出版されるようになったのが少し前のこと。そして最近では、マンガではなくライトノベル、挿し絵を重視した主として若い世代向けの小説も、海外で出版されるようになってきた。

少し古いところでは、『スレイヤーズ』の英語版が北米で出版されたと話題になったが、一昨日、『ストロベリーパニック』の小説の英語版が、Seven Seas Entertainment から出版されると聞いたときには、さすがにちょっと驚いた。これはまた、ピンポイント攻撃だこと。

9月13日の Seven Seas Entertainment のプレスリリース:
http://www.gomanga.com/news/press_026.php
(10月4日追記。書籍情報のページができていた。
http://www.gomanga.com/manga/strawberrypanic.php )

同社のプレスリリースによれば、2007年4月に出版する6冊のライトノベルのうちの一つが、『ストロベリーパニック』だという話である。値段は 7ドル95セント。アメリカでは書籍も他の商品と同じように売り手の判断で値引き販売できるので、実際にはもっと安くなるはずだ。なお、日本語の原書は662円である。値段が半端なのは、消費税が3%の時代のなごりだろうか?

ところで、「ライトノベル、light novel」というのは和製英語だ。もっとも、遠からず英語の辞書に載るかも知れない。ちなみに、英語版の Wikipedia には、light novel について、こういう説明があった。

A light novel (ライトノベル raito noberu, often abbreviated as ラノベ; ranobe) is a short novel with anime or manga style illustrations, primarily targeting teens and young adults. The term "light novel" is a wasei-eigo, or a Japanese term formed from words in the English language.

Unlike picture books for younger children, light novels contain more text like a novel. In recent years, light novel stories have been popular choices for adaptation into a manga or a TV anime series. Light novels are usually serialized in literary magazines like Gekkan Dragon Magazine and The Sneaker, Dengeki HP, or mediamix magazines like Comptiq and Dengeki G's Magazine. An example of the light novel would be the Slayers novels written by Hajime Kanzaka. Slayers was made into a manga series as well as a very popular anime of the same name, starring Megumi Hayashibara.

やっぱり『スレイヤーズ』ですか。ソノラマ文庫やコバルト文庫などに関する記述はなく、最近の出版潮流という扱いになっているのはちょっと残念。(日本語のWikipediaの記事のほうにはある。)

2006.07.10

If you were gay (Subjunctive/仮定法)

The subjunctive is one of the three grammatical moods of English, along with the imperative and the indicative. Unfortunately, I always confuse the indicative and the subjunctive. It's a matter of usage rather than grammar. When should I use the subjunctive?

Then, I happened to find a good example of the subjunctive. Here we go...


(If the movie doesn't start, click here.)
"If Ryuichi were gay" http://www.youtube.com/watch?v=1fP3PZ0DBW4

Oh... Well... For some reason, I have a feeling that the present indicative tense would be better. -- They certainly are. And that is perfectly okay. I love them. But I'm not gay.

Maybe it's about time I went to school again to study English. :)

(まあとにかく、日本製の毒は、かなりのスピードで世界に蔓延しつつあります。翻訳の品質には色々な問題があるものの、ストロベリー・パニックもプリンセス・プリンセスも、日本のテレビで放送されて1週間以内にファンの作った英語字幕を載せた映像がインターネットに出回る時代になりました。すごい世の中ですね。)

2006.06.02

Manga Maniac

うむ。エッチなのは、よろしくありませんな。

当たり前だが、この歌そのものがファンタジーである。"The way he acts is giving me a heart attack, wants me to look like the hooker in the comicbook" なんて、お嬢さん悪いことは言わない、そんな変態とはさっさと別れなさい。あはは。全くもう。

さて、せっかくなので英語ネタを少々。

日本語の「マニア」は、熱狂的な人という意味で使われるが、これに対応する英語の名詞は mania ではなく maniac である。 mania は「熱狂」とか「躁病」という、どちらかというと抽象名詞であって、「人」の意味はない。語尾が -acなので形容詞のように見えるが、どういうわけか maniac は名詞だ。形容詞形は maniacal (狂ったように激しいという意味)である。

それから、この映像の最後には、某アニメの有名なセリフ「エッチなのはいけないと思います!」が出てくる。「いけない」という口語表現に「思います」という丁寧語がつながって、微妙に子供っぽい不自然な点に味がある。これをニュアンスを維持したまま英訳するのは、かなり難しい。この字幕では、I think that ecchi is inappropriate! という無難な訳になっている。別のところで見かけた例では、非難がましさと堅苦しさを強調して I strongly disapprove of ecchi! という訳もあった。もっとも、もともとの言い回しが微妙に変なので、どういじっても無理なものは無理なのだけれど。だいたい「エッチ」をどう訳したものやら。

【この段落は、眉につばをつけて読んでください】
このふたつの英訳例では、ecchi という単語を不可算の抽象名詞とみなしている。そこで興味深い(と、私が勝手に思った)ことは、最初に書いた mania と maniac という二つの名詞の関係と、日本語の「エッチ」と「エッチなの」のそれとがちょっと似ているという点である。ある状態を意味する名詞「エッチ」に助動詞「だ」がくっついて形容動詞ができる。その連体形「エッチな」に続く「の」は、人・もの・状態などを意味する名詞の代用品だ。結局、「エッチなの」は、「エッチな人、エッチなこと」という意味の名詞であり、あのセリフの主語を形成する。日本語の文法は、こういうふうに文法的な記号をどんどん規則的にくっつけることによって、単語の文法的な役割や意味合いを変えていく。さて、「エッチは、いけないと思います」と「エッチなのは、いけないと思います」の違いは何だろうか? 英訳するとき、この両者はどう区別すればいいだろう。後者は、ひょっとしたら I think that ecchish matters are inappropriate か? いや、まさかね。

まあそんなことはともかく、以下は、リンク先の映像の中で歌われている歌の題名と歌詞。

Title: Manga Maniac
Lyrics:

He's a manga, manga, manga maniac
He loves them all the ladies in the paperback
Some pretty girls are dancing on the cover
In white and black
Cause he's a manga, manga maniac

[narration]
He's a manga maniac. He's such a maniac
Oh, manga, manga

Some boys like to flirt with every pretty girl they see
Some boys want to touch a beauty in their fantasies
Some boys come home drunk in the middle of the night
Some boys like their cigarettes and some boys really love to fight

[male voice]
But I like something that is really fun
I want to be alone, when my baby is gone
Unpack all my stuff, well I can't get enough
With the manga in my hand I jump into my wonderland

He's a manga, manga, manga maniac
He loves them all the ladies in the paperback
Some pretty girls are dancing on the cover
And in his dreams he wants to be their lover

Manga, manga, manga maniac
The way he acts is giving me a heart attack
Wants me to look like the hooker in the comicbook
In white and black
Cause he's a manga, manga maniac

[narration]
He's a manga maniac. He's such a maniac
Oh, manga, manga

[male narration]
I'm a manga maniac. I'd have to be a maniac
maniac, yeah

He's a manga, manga, manga maniac
He loves them all the ladies in the paperback
Some pretty girls are dancing on the cover
And in his dreams he wants to be their lover

Manga, manga, manga maniac
The way he acts is giving me a heart attack
Wants me to look like the hooker in the comicbook
In white and black
Cause he's a manga, manga maniac

Cause he's a manga, manga maniac

2006.05.29

Schoolhouse Rock

あずまんが大王のゆかり先生は英語教師なので、こういう作品を作る人が出てくるのは当然のこと?

以下は、この歌の題名と歌詞。
http://www.schoolhouserock.tv/Grammar.html より引用。)

Title: A Noun is a Person, Place, or Thing

Lyrics:
Well every person you can know,
And every place that you can go,
And anything that you can show,
You know they're nouns.

A noun's a special kind of word,
It's any name you ever heard,
I find it quite interesting,
A noun's a person, place, or thing.

Oh I took a train, took a train to another state.
The flora and fauna that I saw were really great.
I saw some bandits chasin' the train.
I was wishin' I was back home again.
I took a train, took a train to another state.

Well, every person you can know (Like a bandit or an engineer)
And every place that you can go (Like a state or a home)
And anything that you can show (Like animals and plants or a train)
You know they're nouns - you know they're nouns, oh...

Mrs. Jones is a lady on Hudson Street.
She sent her dog to bark at my brother and me.
We gave her dog a big fat bone,
And now he barks at Mrs. Jones.
She's a lady who lives on Hudson Street.

Well, every person you can know (Mrs. Jones, a lady, or a brother)
And every place that you can go (Like a street or a corner)
And anything that you can show (Like a dog or a bone)
You know they're nouns - you know they're nouns.

I took a ferry to the Statue of Liberty.
My best friend was waitin' there for me. (He took an early ferry.)
We went for a walk on the island you know,
And in the middle of summer it started to snow,
When I took a ferry to the Statue of Liberty.

Well every person you can know (Like a friend or the captain of a ship)
And every place that you can go (An island or a sea)
And anything that you can show (Like a statue, a ferry, or snow)
You know they're nouns - you know they're nouns

Oh, I put a dime in the drugstore record machine.
Oldies goldies started playing if you know what I mean.
I heard Chubby Checker, he was doin' the twist
And the Beatles and the Monkees, it goes like this!
I put a dime in the drugstore record machine.

Well every person you can know (The Beatles and the Monkees, Chubby Checker)
And every place that you can go (Like a neighborhood or a store)
And anything that you can show (Like a dime or a record machine)
You know they're nouns.

A noun's a special kind of word,
It's any name you ever heard,
I find it quite interesting,
A noun's a person, place, or thing.
A noun is a person, place or thing.

2006.05.26

Lord of the Yen Trilogy

三部作の大作映画の予告編だそうだ。ああ・・・

The fellowship of the yen
The two pigtails
The return of Sakaki-san

あずまんが大王のアニメと The lord of the rings の映画の両方を知ってないと、何のことか絶対に分からない。

(上のプレイボタンを押しても動画が再生されないときは、次のリンクにジャンプして下さい。)
http://www.youtube.com/watch?v=5bJPwNsbYCs

2006.05.19

YouTubeにあったWickedな『ネギま!』

よく作るよなぁ・・・

YouTube に色々批判があることは承知しているし、著作権侵害はよくない行為だが、こういうものを作るというのは、やっぱりクリエイティブな行為であるはずだし、「角を矯めて牛を殺す」ようなことにはなって欲しくないと、本当に思う。わが国の著作権法は、第一条に明記されているように「文化の発展に寄与する」ことが目的として存在しているのだから。

ところで、歌詞は、検索エンジンで歌の題名 "What is This Feeling" を検索すればすぐに見つかる。
例えば、こちら。http://www.musicalschwartz.com/wicked-lyrics-3.htm

2006.03.25

存在しなかったはずのドラえもん

オリジナルのフィルムはとっくに失われているはずの、幻のドラえもん。


(プレイボタンをクリックしても映像がスタートしないときは、以下のリンクにジャンプしてみて下さい。)
http://www.youtube.com/watch?v=G4p_g31VEwA

どうしてこんなものが、インターネットにある? 何か気のきいたコメントを書こうと思ったけれど、何も思いつかない。この放送があった当時、まだ家庭用ビデオは存在しなかったのではないだろうか? それが、今、どうしてデジタイズされてインターネットにあるのだろう。不思議だ。

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