失敗が怖くて、身動きがとれなくなる。困るなぁ
私は、極度の怖がりなので仕事であれ趣味であれ、頭のなかで考えている間はいいのだが、いざ実行するという段階になったとき「失敗するくらいなら、はじめから手を出さないうほうが良い」と、考えて逃げてしまう。この傾向がいつ頃から始まったのかは覚えていないが、おそらく小学生の時からそうだったと思う。
しかし、6月にカウンセリングを受けた時に自分でも言ったのだが、私の場合、「今まで予想し続けていた起こりうる怖いことが実際に怒ったことは、99%ない。一方、怖くて手が動かないせいで、仕事が遅れたり失敗したりしたことなら、なんどもある」のだ。
先日心療内科で受けた性格検査と知能検査では、得意と不得意の領域の差が非常に大きく、不得意な分野でも人並みよりわずかに上という程度のレベルにあるが、得意分野は1000人にひとりくらいの高いレベルだという。どうやら、そのせいで、何かをやるときに、うまくいくか行かないかがわからないと、ものすごく不安になるのだろう。うまく出来るときには、非常に高い成果を出せるので、周りから期待される。しかし、うまくできない時は、人並みではあるものの期待からはほど遠いことしかできない。
心理療法士からは、「得意な分野と不得意な分野を自覚して、不得意な分野は他人に任せるようにしたほうがいいです。不得意な分野を克服して得意分野と同じレベルに持っていくのは、まず無理だし、それをしようとして今まで挫折してきたから、仕事が怖くて手が出せなくなるではありませんか?」と、いうアドバイスを受けた。
アドバイスを受けたその時は、肩の荷がおりた感じで気分が良くなったのだが・・・ いま、仕事で納期直前を迎えていて、例によって、「苦手な作業を怖がって、手が動かない」状態だ。困ったな、どうしたものだろうか。「できることをできる限りやるだけでしょ。後悔は納期の後でやってください。今の時点で後悔して仕事が止まっているというのは、誰も得ません。」そう、自分に言い聞かせてみる。理屈ではわかっているのだが、かなり難しいね。
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