« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

2011.10.16

FirefoxのSyncで、個人設定の同期はさせたいがスタートページだけは除外したいとき

FirefoxのSync機能は非常に便利で、ブックマークやパスワードだけでなく、ブラウザの機能そのものに関する設定についても「個人設定」を同期の対象にすることで同期してくれる。設定をブラウザごとに異なるものにすべき理由は、私の場合は特になく、むしろどのパソコン環境で使うときも同じ挙動のほうがいいので、Syncメニューでは、個人設定を同期するように選択肢にチェックを入れている。

ただ、ブラウザを起動したときに表示されるスタートページに限っては、個々の起動環境にあわせて固定しておきたい。(Windowsから起動したときは、一般のニュースサイトのページを表示。Linuxから起動したときは、Linux関連の情報のページを表示したい。あるPCでは、ルーターの設定画面にしておきたい・・・ など。)

何か方法があるのかなと思ったら、ちゃんとあった。Firefoxの about:config 画面で、

services.sync.prefs.sync.browser.startup.homepage=false
(スタートアップ時に表示するホームページURLは、同期しない)

services.sync.prefs.sync.browser.startup.page=false
(スタートアップ時に、ホームページ、空白、前のセッションのいずれを選ぶかについての設定は、同期しない)

と、設定すればよかった。

試しにそのように設定し、それからスタートページを変更、そしてSyncのリセットを選んでサーバー上にある全データでブラウザのデータを更新してみたところ、望みどおりスタートページに関する設定は変化せず、しかしそれ以外のデータについてはちゃんとサーバーからダウンロードされた。

services.sync.prefs.sync の下には、スタートページを同期するかどうか以外にも、各項目ごとに、「どれは同期し、どれは同期の対象外にするか」を選ぶことができるけれど、私の場合は、ひとまず上記の2点だけを除外すれば十分。これで、Firefoxがまた少し便利になった。

【追記】
Firefox 7.0.1 の挙動を観察していて気がついたこと。

about:config で、上記の項目を true(デフォルト値)から false に変更すると、即座に Sync機能が稼動し、サーバー上のデータが更新される。その後、他のパソコンで Firefoxを起動すると、そちらでも Syncによって当該項目が自動的に false に変更されるので、いちいち各パソコンで about:config の設定を変えなくてもよい。

つまり、

「『スタートアップのページについては、同期の対象外にする』ことにした、という変更は、他のPCのFirefoxにも同期・反映される。」

ということだ。

ためしにネットワークの接続を切った状態で上記の項目を true に戻し、次に Syncのリセットをしてからネットがつながるようにしてサーバーにある設定情報を呼び戻したら、about:config の表示画面上で true から false に書き戻されることを観察できた。

それ自体は便利でいいと思うのだけれど、「Firefox の同期機能は、バージョン7になってからは、なにか変更すると即座にサーバー上のデータに反映される」ということを意識していないと、なにかを設定したときに、自分の意図とは違う結果になるかも知れない。例えば、上のような実験をするときネットワークをつなぎっぱなしだと、 手元のブラウザでconfigの値を true にした瞬間にサーバー上のデータも更新されてしまうので、サーバーからデータを呼び戻しても true のままのはずだ。(たぶん、ブラウザ内での設定変更をサーバー上のデータに反映させるタイミングについても、どこかに設定する項目があるはず。あとで探してみよう。)

2011.10.03

内蔵ハードディスクにOSのインストールをやりながら、そのPCでウェブやメールを読み書きできる時代

奇妙な題名だけれど、今、それをやっている真っ最中である。

今まで、私のデスクトップPCにひとつだけある内蔵ハードディスクでは、とくにパーティション分けはせず、単一のパーティション(つまりCドライブのみ)にして Windows XP をインストールしてあった。現在、そのディスクのパーティションを切り直し、新たに Ubuntu をインストール中なのだが、インストーラーとして動作中の CDから起動した Ubuntu は、パソコン本体の RAMだけで動作中で、ハードディスクにOSをインストールしているさなかでも、Firefox を起動して、暇つぶしにネットのニュースを見たり、このようにブログに記事を書き込んだりすることができる。

RAMディスク上で、汎用のOSである Ubuntu が稼働中なのだから、作業中のインストーラーとは関係なくそういうことが可能であっても何も不思議ではないのだけれど、かつてのように起動用フロッピーを作って fdisk や lilo の操作をしていた時代とは全く様子が違う。感覚的には、走行中の自動車のエンジンを、止めずにドライブを楽しみつつ修理しているかのような気持ちになる。フロッピー2枚でぎりぎり起動できるサイズのLinuxのカーネルと、必要最低限のデバイスドライバを用意して、何とかかんとか CD-ROM ドライブを認識させ、インストール作業中は終了するまでひたすら見守っていたのとは、えらい違いだ。

・・・などと、書いている間に、インストールは終了してしまった。

インストーラーが、「インストールが終了しました。再起動しますか? 再起動すると、現在作成中の文書は消えます」と忠告してくれたので、再起動ボタンをおす前にこの文章を投稿する。ブログに記事が反映されたことを確認したら、再起動ボタンを押そう。

2011.10.02

軽量Linuxのひとつ Puppy Linux を試して、ちょっとほっとした

ここ1ヵ月くらい、いくつかの Linux ディストリビューションを試用しているけれど、上品に洒落たデザインのデスクトップもあるかと思えば、奇妙なアニメーションを多用した装飾過剰なものもあり、中には画面を見ただけで、すぐにアンインストールしたくなるものもあった。

そんな中で今日は、軽量 Linux のひとつである Puppy Linux 4.3.1 日本語版をちょっと試してみて、何というか、「ほっとした」気分になった。昔の X Window System や、Windows 2000 あたりを思い出させる素朴なデスクトップ画面だけれど、無駄を削ったものには、やはり機能美があると思う。いま、この文章も、Puppy Linux 上で動作している統合ブラウザ Seamonky で書いている。ノートパソコンでも軽快に動くし、これはいろいろ楽しめそうな気がしたので、Live CD だけでなく、ハードディスク上にパーティションを用意してしばらくうちのPCにとどまってもらうつもりだ。

« 2011年9月 | トップページ | 2011年11月 »

2021年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ