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2010.01.20

パキシルを増量してもらったら具合が悪くなった

土曜日に医者に会い精神状態を話したときに、「不安感が少し強いです。パキシルを20mgから30mgに増量するというのは、どうでしょうか?」と何気なく聞いたら、医者は「そういうのもアリでしょう。30mgでうまくいく人もいますから」と、すぐに処方を変えてくれたのだが・・・ これは、どうも失敗だったようだ。

月曜日、火曜日、情緒不安定になった。火曜日などは、社員食堂で夕食を食べているときに、ふと思い出したことをきっかけにして急にうつ状態が悪化、涙がぽたぽたと落ち始め、たまらない気持ちになる。パキシルの処方直後や増量後に副作用で不安感が増すことがあるとはネットで読んで知っていたけれど、これはちょっと困る。いちおう、もう一日だけ様子を見ようと思って火曜日の夜も30mg飲んだが、今日(水曜)も、少しおかしい。急にいらいらして過去のことに腹をたてたりする。もしかしたら、これは一時的な副作用であって、もう少し我慢していたらよくなるのかも知れない。だが、もともと先週までの毎日20mgでそんなに困っていたわけでもないので、今日から3日間は20mgに戻し、今度の土曜に医者に報告、相談しようと思う。

2010.01.13

大切だったものが空しいものに見えてしまう病気

11月~12月に最悪期だったウツは、少し回復している。ただ、一進一退で波があるし、仕事への意欲は出てきたものの、不安感と圧迫感にまとわりつかれていることについては、あまり改善がないので、一日の中での感情の変動は大きい。出社時刻も定時を守りきれないのだが、上司が理解してくれているので、なんとかなっている。

私にとって、今回のウツで不安感以上につらい経験は、突発的にやってくる挫折感と喪失感だ。最近でこそあまりなくなったが、今でも時たまある。過去に趣味で打ち込んでいた大事だったものや、勉強のために買ってあった専門書を目にしたり、あるいは、自分が書いた特許や雑誌の記事のことを思い出したりしたときにいきなりやってくる。「あれもゴミになった、これも失敗した。芽が出なかった、成果を出せなかった。今となっては意味がない・・・」と、そんな気持ちに頭の周りを取り囲まれ、とても悲しい。思い出すものが大事なもの、面白かったものであったならあっただけ、喪失感は大きくてつらい。本当は何も失っていないはずなのに、私の脳は勝手にそういう解釈をし、その気分を追い払うのはかなり難しい。後悔の念というよりは、むしろ、現在が空しい状況にあることを嘆いているのかも知れないが、客観的には現状がそんなにひどいわけでもない。理屈としては、そんなに嘆くようなことは何もないのだとわかっている。だが、「気分障害」とはうまく名づけたもので、何を見ても聞いても悲しく憂鬱な気分になる。

過去の楽しい思い出さえ、この病気のときには空しく過ぎ去った風景に見える。見るのがつらいので、室内にあった過去の思い出の品々は押入れに片付けてしまった。幸い、どうやら回復期にあるようで、この感情がわいてくく頻度は減ってきているし、わいたときの強さも以前よりは弱い。春が来るまで身を伏せて待つことにしたい。

2010.01.06

リスペリドンをやめたら、眠れなくなった

昨日、リスペリドンについてあれこれ書いた。そして、昨晩は、リスペリドンを飲まないでおいてみた。だが医者は、半分に減らしてよいとは言っていたが、飲まなくてよいとまでは言ってない。反動はてきめん。朝4時過ぎまで寝付けない。今日は昨日よりも調子の悪い一日になった(それでも、昨年末よりはよい)。眠れなくなったという反動も苦痛だが、「勝手に薬をやめて罰を受けた」かのような気分になり、罪悪感というほど強くはないものの、終日不安な気持ちになる。

仕事から帰って、夕食をとった後で、会社が契約しているEAP(従業員支援プログラム)の電話相談に電話をかけ、「飲んでいる薬に不安があってやめたいと思うが、その反面、やめるという行為がルール違反の悪いことのような気もして、板ばさみな気持ちになる。」というような話をする。当然ながらカウンセラーは、「私の口からは、処方された量を守って飲むようにとしか言えません」という返事しか返ってこないのだけれど、そうは言いつつも、決して頭ごなしに「きちんと薬を飲め」というのではなく、私の気持ちをくんで時間をかけていろいろ言葉をかけてもらえた。今晩は半分だけ飲むことにして、安眠できることを期待しようと思う。

飲んだからといって特別目立つ効果が出ているようには思えないリスペリドンなのに、飲むのをやめると、わずか0.5ミリグラムでも、はっきり影響が出る。不思議だ。

2010.01.05

薬は匙加減ということ、合う合わないがあるということ

10月下旬から11月ごろに始まった、うつ状態に苦しんでいる。今は最悪期よりはかなりよい。(正直、ブログの更新をできるほど回復できたなんて、たいしたことかも知れないくらい。)

最初は、わけが分からないまま必死に耐えていたが、どうやら8月から処方してもらい始めたリスペリドンという薬が私にはあっていないようだ。

ことの次第はこうである。この薬、もともとは、8月ごろにいつもの精神科医に「夜更かしして、朝、会社に出社する時間が遅くなって困るから、気持ちよく眠れる薬がほしい」と頼んだときに、それまでのウツの薬(パキシルとセレニカ)に追加して、処方されたものだった。最初は0.5ミリグラムの錠剤から始まり、1ミリグラム、2ミリグラムと増やした。増えたのは、おそらく、せっかくの薬が睡眠導入剤としてはあまり効かず、あいかわらず夜更かししていると先生に言ったからだと思う。3週間ごとに通っているので、2ミリグラム/日になったのは9月中旬のはずだ。

効いているのかいないのか、よく分からないリスペリドンだったが、少なくともウツの状態はについては、もう治ってしまったのではないかという気持ちでいた。趣味のそこそこ楽しかったし、仕事もほどほどにおもしろい。そんな状態だった。リスペリドンが追加されたからといって、即座に悪い影響が出たわけではない。しかし、10月末か11月の上旬ごろ、いきなり、私のウツ状態は悪化し、喪失感や絶望感に苦しむ日々となる。家の中にある過去の思い出の品々を見るにつけ、あるいは、勉強するつもりで買ったまま読まずに終わってしまった専門書を見るにつけ、「あれも粗大ゴミになってしまった、これも無駄なものになった、自分の経歴は水泡に帰した」という強い感情が沸き起こり、自分ではどうすることもできない。何にも手がつかず、仕事でも、完全な自信喪失状態。与えられた課題をどのようにしてといていけばいいか、皆目見当がつかない状態になる。仕事が終わって家に帰っても、何もする気が起きない。それでいて、何かをしなければならないという「後ろから追われているような感じ」があり、帰宅後は食事を取ってから就寝時間が来るまでの時間が苦痛だった。とりあえず、何とかその状態のままで生活を立て直すため、一日の睡眠時間を11時間近くまでのばし、つらい時間はとにかく寝て過ごすことにした。

普通なら、11時間も寝るのは難しい。自然に目が覚めてしまうはずだが、いくらでも眠れた。そして、職場でも、朝9時に出社して夕方4時くらいまでは、ほとんど仕事に集中できず無気力な日々を過ごした。(ああ、こんなことを書いて、勤務先の誰かの目に留まったら契約を破棄されるかも知れない。でも、そのときはそのときさ。と、割り切る気持ちになれたのは、今年に入ってから)。

さて、突然のウツ状態の原因が何なのか、さっぱり分からないまま2ヶ月が過ぎ、12月中旬になったときに、ふと思い当たったのが、「1年前の冬よりも、状態はずっと悪い。あのときと今の差は、パキシルのほかにセレニカとリスペリドンが処方されていることだ」ということだった。ネットにある情報が不完全であることを頭の片隅に置きつつ、いろいろ検索してみると、リスペリドンが体に合わず、飲んでしばらくしてから強い不安感に襲われるようになった人の話があった。これかも知れない。12月19日、いつもの医師に会い相談に乗ってもらう。とりあえず、半分、1ミリグラム/日に変更。

1ミリグラムに変更した後でも、あまり状態は変わらないので、5日後、錠剤を割って0.5ミリグラムだけ飲んでみると、その日の晩は全く眠れなかった。薬効か副作用かは分からないけれど、とにかく、この薬が体に何か影響を与えていることだけは間違いない。翌日もう一度医者に会い、冬休み中に0.5ミリグラムの状態を試してみることについて相談に乗ってもらう。さすがに医師も困り顔だったが、帰省して何もすることのない状態でストレスもないだろうからということで、0.5ミリを試してもいいのでは、と、言ってくれた。

12月25日から1月3日までは、自堕落に昼夜逆転生活を送りつつ、1日あたりのリスペリドンの量は1ミリグラム飲んだり、0.5ミリ飲んだり、ぜんぜん飲まなかったりで様子を見た(他の薬は、処方された量を守っている)。1月の1~3日は、試しにゼロにした。つまり飲まなかった。昨日4日については、今日が初仕事で、きちんと朝から起きて出社できるかどうか自信がもてなかったので、0.5ミリグラムだけ飲んでみた。よく分からないけれど、心なしか状況は改善されているような気がする。今日は、不安感はあるものの、今までより仕事をすることができた。

リスペリドンを飲み続けるかどうかは、まだ自分でも分からない。この薬は、私には合わないから全然駄目なのか、それとも匙加減の問題なのか。2ミリグラム/日が、私に多すぎたのは間違いないと思うけれど、もしかしたら、0.5ミリグラムならいい効果があるのかも知れない。それとも、きっぱりやめてしまうべきなのか? 9日にまた医師に会う予定なので、そのときにじっくり話をしてみたいと思う。

体重約100キログラムの私にとって、1ミリグラムというのは、体重の1億分の1というごくわずかな量である。そんなわずかな量の薬品が私の心をこんなにも揺り動かすものなのかと考えると、ちょっとした驚きだ。

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