スパラキシス その14 花が濡れると種ができない
丸3年がかりになったが、スパラキシスについては、いろいろなことが分かった。
種から育てると、元の球根とは違う色や模様の花が咲くことがあること、
球根はよく増え、小豆粒のように小さなものでも花を咲かせること、
種の発芽率はかなり高いので、秋になればこぼれ種が勝手に芽を出して増えること、
球根は植えっぱなしだと虫に食われることがあること、
花が咲いている時期に強い雨に打たれると種をまったくつけないこと・・・
最後の件は、今年初めて知った。たまたま花が咲いている時期に数回強い雨が降って、花がしぼんでしまった。そして、それらの花はまともに受粉できなかったらしく、ほとんど種をつけていない。雨に打たれなかったものは、ちゃんと結実している。
100円ショップで気まぐれに買っただけだったのだが、かなり楽しめた。まだ葉が茂っているものもあるのだが、そろそろ球根を掘り上げてどこかに保存しておこうと思う。去年種をまいたものは、ひとつも花をつけなかったが、来春にはほぼ確実に花を咲かせるはずだ。ほとんどは、いつものように「多数派」のオレンジ色だろうが、おととしに種もまいたもののひとつは、今年の春にオレンジというより赤紫に近い濃い色の花をつけた。来春にはまた何か他とは微妙に違うものが登場してくれないかと期待している。
さて、それはそれとして、そろそろグラジオラスを植えなくては。今年はもっと早く植えるつもりだったのだが、仕事についてどたばたしていたせいで遅れてしまった。
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