スパラキシス その10、種から芽が出るのに1週間以上かかる
去年種をまいたときにも思ったのだが、スパラキシスの種は発芽に時間がかかるようだ。今年もプランターに植えてみて、なかなか発芽しないとやきもきした。そこで、少し前に発芽のようすを見ようと思って、小皿にあまった種を入れ水に浸してみた。水を吸うと種はすぐに2倍くらいにふくらむが、簡単には芽を出してくれない。早いものだと4日くらいで根が出始めるが、そういう気の早いものはごく一部。たいていは1週間以上かかる。残念ながらカビが生えてくるものもまれにあるので、これは取り除く。秋に芽を出す種だから、発芽の条件としてある程度気温が下がらなければならないはずだが、今なら、室温でも高すぎということはないだろう。
最終的な発芽率がどれくらいになるかは分からないが、約110粒集めて、現在60粒くらいが根を出しているので、最悪でも50%以上にはなっている。結実後何ヶ月も屋外の雨ざらし日ざらしの場所に放置していたことを考えると、結構丈夫なものだ。
これから寒くなるので、植え替えたものを屋外に出してしまったのでは成長はあまり期待できないだろう。では、室内の窓際で育てれば、もしかしたら蕾を作る時期までに間に合ってくれるだろうか。早めに発芽させて大きく育てたいと思うなら、9月ごろ水に浸して冷蔵庫に入れればいいのかも知れない。球根が3個100円で売られていることを考えれば、無理に種から育てる必要は全然ないのだけど、あくまで趣味としてやってみたいというだけの話。もともと効率は考えていない。まあ来年のことは来年考えよう。
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