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2005.04.22

本当はSQLサーバーに適さない仕事でも

マンガの英訳を、インターネット上での共同作業として不特定多数のボランティアの参加によって実現しているサイトがあった。(だれでも勝手に訳文を書き直すことができるので、サイトのURLは、ここには載せないでおく)

ウェブ上のツールはまだ完成度が低かったが、しかし確かに役に立つものだった。誰かの書いた英訳に、別の誰かが自分の提案を書き添えることができる。英文と元のマンガのふきだしとの対応付けは、Javascriptを用いたブラウザ上のGUIで実現されている。ブラウザの画面に表示されているマンガの上のどこにでも、付箋紙のようなアイコンを設置することができ、それをダブルクリックすると文章の編集ができる。

非常に面白い実用的なツールだ。

ところで・・・ そうやって作成した文書データは、ウェブサーバーの背後にあるSQLサーバー、すなわちリレーショナルデータベースに格納されるようになっているらしい。なぜゆえにSQL? 率直な話、自由な形式の文書データとSQLの相性はそんなに良くない。実際、このアプリケーションでも、SQLサーバーは単にオブジェクトを永続化するだけのために使われていて、SQLで何かクエリーを書いて検索するような、リレーショナルデータベースらしい仕事をしてるようには思えない(その必要もない)。しかしこういう構成はよく見かける。いや、見かけるどころか、この種の「O-Rマッピング」はごく普通の技術的手段といってよい。

リレーショナルデータベース以外のもので、何がしかの構造を持ったデータを管理しようとすると、標準的な手段がない。ゼロから専用のデータベースエンジンを作るのも面倒だし、大金を投じて商用のオブジェクト指向データベースを導入するほどのものでもない。

少々不恰好ではあっても、解決すべき課題を「普通の開発者なら誰もが知っている一般的な道具」に適合するような形に変形して解を実現するというのは、そんなに悪いことではない。手段はなんでもいい、最終的に役に立つものになりさえすればいいのだ。

ただ、道具の都合に合わせて解決すべき課題のほうを変形してしまうというのは、注意していないと使い手を無視して役に立たないものを作ってしまうこともある。手段と目的を取り違えた悲惨な事例はIT関係者なら誰もが耳にする話だ。幸いなことに、私が見かけたサイトの場合は、実際に翻訳作業をしている人たち自身が自分で使うために作ったものなので、そんな心配など私がするまでもない。ちゃんと役に立っている。

個人的な心情としては、オブジェクトの永続化だけのためのRDBを使うというのは嫌いだ。ずっとそう思っていた。なぜなら、SQLでクエリーを書いて何かを検索するという『本来の機能』を全く使わないから。しかし待て。その発想もまた、「この道具は、何が何でもこういう使い方をしなければならない」という思い込みに過ぎないのではないか。役に立てばいいのだ。みんなの役に立つものが手早く作れるなら、それで十分ではないか・・・ くだんの英訳支援ツールを見て、ちょっと反省した。

2005.04.18

アリウム その2. 写真と中身の違う球根

去年の11月にアリウムを植えたとき、最初に買いに行った店にあった店頭在庫だけではちょっと数が足りなかったので、別の店で球根を買い足して、一緒に植えた。

それぞれの店で買った球根は発売元も違っていたので、最初は区別して植えるつもりだったが、2つのパッケージに完全に同じ写真(パッケージの印刷原稿に使っているスライドフィルムが同じ)が印刷してあったので、これは発売元が違うだけでどちらも同じ海外の種苗会社から輸入した同一品種だなと思って、一緒にまぜて植えてしまったのだが・・・

ぜんぜん違う。花が咲く前の、葉の大きさからして違う。しかも、どちらかの球根は発芽率が低く、たぶん半数近くは芽が出なかった。今となっては、どちらの販売会社が出荷したものに問題があったのか調べようもない。

2005.04.16

アリウムとスパラキシス、開花

アリウムは、花が咲くまではどこから見ても「ただのネギ」だった。球根は小さなタマネギ、葉もネギ、においもネギ・・・ 花も基本的にはネギ坊主なのだが、さすがに観賞用に品種改良されているだけあって小さな花が集まってできた玉がいっせいに咲くと楽しい。

スパラキシスは今回初めて植えてみた。球根が小さかったのであまり深く植えなかったのが失敗。クロッカスより小さな球根だがいざ育ってみるとかなり大きくなる。最近の春風で倒れてしまった。それでも花は咲き始めているけれど、来年は気をつけようと思う。

2005.04.07

『ネギま!』関連の掲示板にて

『ネギま』5巻の英語版は先月末に発売されている。ふと、英語圏の読者の反応はどうだろうかと思い、昨晩、検索エンジンで適当に探してみて、ある掲示板 http://forums.animesuki.com/showthread.php?t=1238 を見つけた。最近の書き込みのページに飛んでみる。どれどれ、5巻の感想はいかに・・・ ん?

5巻に関する話題はほとんど全くない。その代わり私の知らない話が載っている。第91話? 今週の少年マガジンの話? 今週号に載っている『ネギま!』をイメージスキャナ読み取った画像ファイルが出回っていて、セリフも既にファンの手で英訳済み。今日コンビニで少年マガジンを立ち読みして、確かにネットにある英訳の通りの内容であることを確認した。1年も前に雑誌に載った古い話は、今さら掲示板の話題になったりはしないのかも知れない。インターネット時代ってすごいね。恐れ入りました。世情にうとくて済みません。

ところで、今週の『ネギま』には、「コスプレをしていた女の子の衣装から出ていた「糸くず」を、何気なくネギ君が引っ張ってみたら、衣装がばらばらになってしまった」という、非常に古典的な場面がある。たった一本の糸が衣装の全体を支配していたわけだが、これについて、この掲示板の参加者のひとりがこんなことを書いていた。

One string to rule them all!

おお、指輪物語だ。

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