カランコエ その11
3日に、屋外に出しっぱなしだったカランコエの鉢植えたちを全て家の中に持ち込んだのだが、残念ながらいくつかは既に酷いダメージを受けていた。葉や茎の色が変わり始めた時点で(茹でた野菜のように色が濃くなる)、すでに細胞壁は破壊されているのだろう。室内に並べたその日には、ちょっと変色しているだけで見たところ何ともない感じだったが、翌日には、透明でつやのある樹液が葉の全面からにじみ出しているものがあり、部屋の中は「かしわ餅」そっくりの臭いで一杯になった。
鉢を部屋に持ち込んで4日が過ぎ、被害のあったカランコエも樹液はすっかり出尽くし、葉はちりぢりに縮み、すっかりやわらかくなっている。今は少しだけ水を与えつつ様子を見ているところであり、いくつかは回復しそうな感じもするが、全部が生き残るかどうかは分からない。雪が降った翌日に取り込んだものは、特に目立った被害はない。あのとき全部取り込んでおくべきだったが後の祭りである。
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