カランコエ その10
プランターにまとめて植えていた3つのカランコエについては、いずれ別々の鉢に植え替えるつもりだったので、年末に直径20センチのプラスチック製の鉢を3つ買ってあった。どうせやることもないので、今日、植え替えてみた。成長のいい二つは、上から見ると20センチの鉢が隠れてしまう。それはいいのだが、寄せ植えにしていたせいで株の形が偏っているため、重みで植木鉢がひっくり返る。陶器製の重い鉢ならよかったのだろうが。とりあえず支柱を立てて無理にバランスをとっている。
困ったのが、両側から挟まれていたあまり成長の良くないヤツで、いや、成長が良くないとは言うものの一番長い幹の部分は20センチくらいの長さになっている。カランコエは多肉植物で葉が分厚いので、結構重い。問題は、この幹が直立できないということだ。なぜか根元の部分が上部よりも細く、上に茂っている葉の重みを支えきれない。今までは、両側の株の混み合った茎に支えられていたのだが、その支えがなくなったので、根元の細い部分が上部の重みに耐えられず、ねじれて倒れてしまう。倒れるだけならともかく、左右に何度か倒れているうちに幹の表面にヒビが入った。いずれ折れてしまうのは確実だ。
そこで、あれこれと支柱を立て、ひもで縛って直立させようとしたのが・・・ ボキッ! うん、そうだろうと思ったよ。重たい部分はさっぱりとなくなってしまった。
カランコエは増やしすぎたので当分挿し木はしないつもりだったのだが、期せずして立派な刺し穂ができてしまった。取りあえずコップに水を入れて刺してある。すでに根が出かかっているので、そんなに手間はかからないだろう。
他の鉢植えのカランコエは、心配していたようにやはり寒さで傷つき始めているものがいくつかあったので、全部家に入れることにした。
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