« まだ夏バテではないけれど | トップページ | どうしようもないことは、どうしようもない »

2004.07.15

パソコンは家電になれない

少し前に電気屋さんの店頭で見たモンスターズ・インクのDVDが面白そうだったで、amazon.co.jp に注文し、昨日とどいた。そのディスクをこの文章を書くのにも使っているパソコンで見ようとして、パソコンの信頼性の低さに愕然とする。よりにもよって、クライマックスの部分で、Windows Media Player は「問題が発生したため、wmplayer.exe を終了します。」と仰る。何も言わずに、パソコンがいきなり再起動することもあった(が、これは、以前 RealPlayerでもあったのでおそらくビデオカードのドライバの問題だろう)。

パソコンもOSもアプリケーションも、家電製品、すなわち「DVDプレイヤーとしての品質が保証されている、単一の機械」とは違って、DVDがうまく再生できなかったとしても責任の所在は不明である。これはDVDに限った話ではない。そして、パソコンのOSがWindowsだからどうだこうだ、というような話でもない。Linuxでも何も変わらない。

複数の会社のハードウェア製品とソフトウェア製品を寄せ集めて作られているという点では、パソコンも家電製品も本来同じである。電器メーカーが全ての部品を内製しているなどということはなく、多かれ少なかれ他社の製品が組み込まれている。

しかし、普通の家電製品が開発・設計段階であらかじめ製品の最終的な用途を決めていて、その特定用途を満たすことが保証された完成品として発売されるのに対し、パソコンは店頭に並んだその時点でも山のような免責条項付きの半完成品である。誰も最終製品の機能や品質について責任を持たない。「このパソコンは、全体として、DVDプレイヤーとして正しく動作する」と、保証できる立場にある会社が存在しえない。だからこそパソコンは安いのだから悪い話ばかりではないのだが、この状況でパソコンが家電になることはありえないなと、昨日はしみじみと実感した。

週末に安いDVDプレイヤーを買ってくることにした。

« まだ夏バテではないけれど | トップページ | どうしようもないことは、どうしようもない »

日記・コラム・つぶやき」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: パソコンは家電になれない:

« まだ夏バテではないけれど | トップページ | どうしようもないことは、どうしようもない »

2021年11月
  1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30        
無料ブログはココログ